不整脈・心房細動
不整脈とは、心臓の拍動のリズムが乱れる状態をいいます。脈が速すぎたり、遅すぎたり、不規則になったりすることで、「ドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」「胸がモヤモヤする」といった症状を自覚される方もいらっしゃいます。一方で、まったく症状がなく、健診の心電図で偶然見つかることも少なくありません。
なかでも「心房細動」は代表的な不整脈のひとつで、高齢の方を中心に増えている病気です。放置すると脳梗塞など重大な合併症につながる可能性があるため、早めの評価と適切な治療が大切です。
光星メディカルクリニックは、北海道札幌市東区北12条東7丁目、地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口より徒歩1分、東区役所となりのメディカルセンター光星2Fにあります。内科・呼吸器内科・消化器内科を中心に、地域の「かかりつけ医」として幅広い症状に対応しています。不整脈や心房細動についても、まずはお気軽にご相談ください。
不整脈・心房細動の症状について
よくある症状
不整脈の症状はさまざまです。代表的なものとしては、以下のような訴えがあります。
- 脈が飛ぶ、乱れる感じがする
- 急に脈が速くなり、しばらく続く
- 胸がドキドキして落ち着かない
- 息切れがしやすくなった
- めまい、ふらつき
- 一時的に意識が遠のく感じがあった
心房細動では、脈が「バラバラ」に打つのが特徴です。ご自身で手首の脈を触れたときに、一定のリズムではなく不規則に感じることがあります。
ただし、症状がまったくない方もいます。健診で「不整脈を指摘されました」「心電図で異常があると言われました」というご相談も多く、症状がないからといって安心できるとは限りません。
緊急性が高いサイン
以下のような症状がある場合は、早めの受診が必要です。
- 強い胸痛を伴う
- 急な息苦しさ
- 失神した
- 手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない
これらは心筋梗塞や脳梗塞などを合併している可能性もあります。当院で対応が難しい場合には、速やかに連携医療機関へご紹介いたします。
不整脈・心房細動の原因について
心臓は電気信号によって規則正しく拍動しています。この電気の流れが乱れることで、不整脈が起こります。
主な原因や関連因子
- 加齢
- 高血圧
- 糖尿病
- 心臓弁膜症
- 心筋梗塞の既往
- 甲状腺機能亢進症
- 過度の飲酒
- 睡眠不足や強いストレス
これらは「リスク因子」と呼ばれ、不整脈を起こしやすくする背景となる要素です。ただし、明らかな原因が見つからないこともあります。
心房細動は、心房と呼ばれる心臓の上の部屋が細かく震える状態です。心房がうまく収縮しないため、血液がよどみ、血の塊ができやすくなります。この血の塊が脳に飛ぶと、脳梗塞を引き起こすことがあります。
不整脈の種類について
不整脈にはいくつかのタイプがあります。
脈が速くなるタイプ
- 心房細動
- 発作性上室性頻拍
- 心室頻拍
脈が遅くなるタイプ
- 洞不全症候群
- 房室ブロック
脈が飛ぶタイプ
- 期外収縮
心房細動はさらに
- 発作性心房細動・・自然に止まることがある
- 持続性心房細動・・7日以上続く
- 永続性心房細動・・長期にわたり持続する
などに分類されます。
どのタイプかによって治療方針が異なりますので、正確な診断が重要です。
不整脈・心房細動の検査について
当院では、症状や状況に応じて以下の検査を行います。
- 心電図検査
- ホルター心電図(24時間心電図)
- 血液検査
- 胸部レントゲン検査
ホルター心電図は、小型の装置を装着して日常生活の中で心電図を記録する検査です。発作的に起こる不整脈の評価に有用です。
必要に応じて、循環器専門医療機関へ心エコー検査や精密検査をご紹介します。
不整脈・心房細動の治療法について
治療は、症状の有無や重症度、合併症の有無によって異なります。
薬物療法
- 脈を整える薬
- 脈をゆっくりにする薬
- 血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬)
特に心房細動では、脳梗塞予防のために抗凝固薬を使用することがあります。すべての方に必要というわけではなく、年齢や持病などを総合的に判断して決定します。
生活習慣の見直し
- 減塩
- 適度な運動
- 節酒
- 十分な睡眠
これらも大切な治療の一部です。
専門的治療
カテーテルアブレーションと呼ばれる治療法があります。これは専門施設で行う治療で、当院では必要に応じて信頼できる医療機関へご紹介いたします。
不整脈・心房細動についてのよくある質問
Q1. 不整脈は放っておいても大丈夫ですか?
A1. 種類によります。良性と考えられるものもありますが、心房細動のように脳梗塞の原因となるものもあります。一度は評価を受けることをおすすめします。
Q2. 心房細動は完治しますか?
A2. 治療により症状が落ち着き、再発しない状態を「寛解」と呼ぶことがあります。ただし、体質や背景疾患によっては再発することもあります。長期的なフォローが大切です。
Q3. 健診で不整脈と言われましたが症状がありません。
A3. 無症状でも治療や経過観察が必要な場合があります。当院で心電図を確認し、必要に応じて追加検査をご提案します。
院長より
私はこれまで外科医として救命救急や心臓血管外科にも携わってきました。心臓や血管のトラブルがいかに全身に影響するかを、現場で数多く経験してきました。
光星メディカルクリニックでは、札幌市東区の皆さまの「かかりつけ医」として、不整脈や心房細動を含めた循環器疾患の早期発見・早期対応に力を入れています。
「脈が変な気がするけど様子を見ていました」
「年のせいだと思っていました」
そうおっしゃる方が少なくありません。ですが、気になる症状は体からのサインかもしれません。
私たちは、患者さんのお立場に立ち、じっくりお話をうかがい、治療方針についてもご納得いただけるまでご説明します。専門的な治療が必要な場合は、速やかに適切な医療機関へご紹介いたします。
東区役所前駅から徒歩1分、駐車場もございます。どうぞお気軽にご相談ください。
