狭心症
狭心症とは、心臓に血液を送る冠動脈という血管が狭くなり、心臓の筋肉に十分な酸素が届かなくなることで起こる病気です。主な症状は「胸の締めつけられるような痛み」や「圧迫感」です。数分でおさまることが多いものの、放置すると心筋梗塞へ進行する可能性もあるため、早めの評価と治療が大切です。
光星メディカルクリニックは、北海道札幌市東区北12条東7丁目、地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口より徒歩1分、東区役所となりのメディカルセンター光星2Fにあります。地域の皆さまの「かかりつけ医」として、胸の症状や動悸、息切れなど幅広い循環器症状に対応しています。狭心症が心配な方は、どうぞご相談ください。
狭心症の症状について
代表的な症状
- 胸の中央が締めつけられる感じ
- 胸が重く圧迫されるような感覚
- 左肩や左腕、あご、背中に広がる痛み
- 階段や坂道での息切れ
- 冷や汗や吐き気を伴うこともある
「チクチクする痛み」というよりは、「ギューッと押さえつけられる感じ」と表現されることが多いです。運動時や寒い朝、ストレスがかかったときに出やすく、安静にすると数分で落ち着くのが典型的です。
注意が必要な症状
- 安静にしていても胸痛が出る
- 痛みが長く続く
- 症状が徐々に強くなっている
このような場合は「不安定狭心症」や心筋梗塞の可能性もあり、緊急対応が必要になることがあります。当院で評価のうえ、必要に応じて速やかに専門医療機関へご紹介します。
狭心症の原因について
心臓は休むことなく全身に血液を送り続けています。その心臓自身を養っているのが冠動脈です。この血管が動脈硬化によって狭くなると、血流が不足し、狭心症が起こります。
動脈硬化を進める主な因子
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 喫煙
- 肥満
- 運動不足
- 家族歴
これらは「リスク因子」と呼ばれ、長い年月をかけて血管の老化を進めます。自覚症状がなくても、生活習慣病をお持ちの方は注意が必要です。
また、血管が一時的にけいれんする「冠攣縮性狭心症」というタイプもあります。これは必ずしも高度な動脈硬化がなくても起こることがあります。
狭心症の種類について
狭心症は大きく分けて次のように分類されます。
安定狭心症
- 一定の動作で症状が出る
- 安静でおさまる
- 症状のパターンが比較的安定している
不安定狭心症
- 安静時にも起こる
- 痛みが強く、長く続く
- 心筋梗塞に進行する可能性がある
冠攣縮性狭心症
- 主に安静時や夜間・早朝に起こる
- 血管のけいれんが原因
それぞれ治療方針が異なるため、正確な診断が重要です。
狭心症の検査について
当院では、症状や背景を丁寧にうかがいながら、次のような検査を行います。
- 心電図検査
- 血液検査
- 胸部レントゲン検査
必要に応じて、
- ホルター心電図
- 心エコー検査
- 専門医療機関での負荷心電図や冠動脈CT
などをご案内します。
当院は地域のかかりつけ医として、初期評価と継続的な管理を担い、精密検査やカテーテル治療が必要な場合は連携医療機関へ迅速に紹介いたします。
狭心症の治療法について
治療は大きく分けて「薬物療法」と「生活習慣の改善」、そして必要に応じて「専門的治療」があります。
薬物療法
- 血管を広げる薬
- 心臓の負担を軽くする薬
- 血液を固まりにくくする薬
- コレステロールを下げる薬
症状や検査結果をもとに、適切な組み合わせを検討します。
生活習慣の見直し
- 禁煙
- 減塩
- バランスの良い食事
- 無理のない運動
- 体重管理
動脈硬化の進行を抑えることが、再発予防や予後の改善につながると考えられています。「予後」とは、病気の経過や将来的な見通しのことです。
専門的治療
- カテーテル治療
- 冠動脈バイパス手術
これらは専門病院で行われる治療です。当院では必要なタイミングを見極め、適切な医療機関へご紹介します。
狭心症についてのよくある質問
Q1. 胸が痛いとすべて狭心症ですか?
A1. 胃や食道、筋肉、神経の痛みなど、他の原因もあります。まずは評価が大切です。当院で詳しくお話をうかがいます。
Q2. 痛みが数分でおさまるので様子を見てもいいですか?
A2. 一時的におさまっても、背景に動脈硬化がある場合があります。繰り返す胸痛は一度ご相談ください。
Q3. 狭心症は完治しますか?
A3. 血管の状態や生活習慣によって経過はさまざまです。症状が安定し、再発が抑えられている状態を「寛解」と呼ぶことがありますが、長期的な管理が重要です。
院長より
私はこれまで外科医として救命救急や心臓血管外科の現場にも携わってきました。胸の痛みの背後に重大な病気が隠れているケースを数多く経験してきました。
札幌市東区、東区役所前駅近くの光星メディカルクリニックでは、地域の皆さまの「健康創造パートナー」として、狭心症をはじめとする循環器疾患の早期発見と継続管理に力を入れています。
「年齢のせいだと思っていた」
「少し休めば治るから大丈夫だと思った」
こうしたお声をよく耳にします。ですが、胸の違和感は体からの大切なサインです。
私たちは、じっくりとお話をうかがい、検査結果や治療方針についてご納得いただけるまで丁寧にご説明します。専門的治療が必要な場合も、責任を持って連携医療機関へおつなぎします。
気になる症状があれば、どうぞ早めにご相談ください。
