慢性咳嗽
慢性咳嗽とは、8週間以上続く咳のことをいいます。「風邪は治ったはずなのに咳だけが残っている」「夜になると咳き込んで眠れない」「会話中に咳が止まらない」といったお悩みで来院される方が増えています。
咳は体を守るための反射ですが、長く続く場合には何らかの原因が隠れている可能性があります。放置すると生活の質が低下し、体力も消耗します。原因を見極め、適切に対応することが大切です。
光星メディカルクリニックは、北海道札幌市東区北12条東7丁目、地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口より徒歩1分、東区役所となりのメディカルセンター光星2Fにあります。内科・呼吸器内科を中心に、長引く咳や息苦しさの診療に力を入れています。
「咳くらいで受診していいのだろうか」と迷われる方も多いですが、慢性咳嗽はきちんと評価すべき症状です。どうぞお気軽にご相談ください。
慢性咳嗽の原因
慢性咳嗽の原因はひとつとは限らず、複数の要因が関係していることもあります。
よくみられる原因
- 咳喘息
- 気管支喘息
- 後鼻漏症候群(鼻水がのどに流れ込む状態)
- 胃食道逆流症
- アレルギー性鼻炎
- 慢性副鼻腔炎
咳喘息は、喘鳴-ゼーゼー、ヒューヒューという音-が目立たないこともあり、「ただの咳」と思われがちです。
胃食道逆流症では、胃酸が食道に逆流することで咳が誘発されることがあります。
その他の原因
- 喫煙
- 降圧薬の一部(ACE阻害薬)
- 慢性気管支炎
- 肺結核などの感染症
- 肺がん
これらの重大な病気を「否定する」ためにも、一定の検査が重要です。ここでいう否定とは、検査によってその病気ではないと確認することを意味します。
慢性咳嗽の症状の特徴
慢性咳嗽では、次のような特徴がみられることがあります。
- 夜間や早朝に悪化する
- 会話や冷たい空気で誘発される
- 横になると咳き込む
- 痰がからむ
- のどの違和感
症状の出方や時間帯は、原因を推測する手がかりになります。
慢性咳嗽の検査
当院では、まず丁寧な問診を行います。
- いつから続いているか
- 発熱や体重減少はないか
- 喫煙歴
- 服用中の薬
- アレルギー歴
そのうえで必要に応じて以下の検査を行います。
- 胸部レントゲン
- 血液検査
- 呼吸機能検査
- 必要に応じて専門医療機関でのCT検査
重大な病気を見逃さないことが大切です。
慢性咳嗽の治療法
治療は原因に応じて行います。
咳喘息・気管支喘息
- 吸入ステロイド薬
- 気管支拡張薬
吸入治療を継続することで、症状が落ち着き、寛解状態に近づくことがあります。寛解とは、症状がほとんど出ない安定した状態を指します。
後鼻漏や副鼻腔炎
- 抗アレルギー薬
- 点鼻薬
胃食道逆流症
- 胃酸を抑える薬
- 食生活の改善
生活習慣の見直し
- 禁煙
- 室内の乾燥対策
- アレルゲン対策
慢性咳嗽はすぐに完全に治まらない場合もありますが、原因に沿った治療を継続することで改善が期待できます。
慢性咳嗽についてのよくある質問
Q1. 咳が続いていますが、風邪の延長でしょうか?
A1. 風邪のあとに咳だけが長引くこともありますが、8週間以上続く場合は別の原因を考える必要があります。
Q2. 咳止めだけで様子を見てもよいですか?
A2. 一時的に楽になることはありますが、原因治療が重要です。長引く場合は受診をおすすめします。
Q3. 咳は肺がんの可能性がありますか?
A3. 可能性は高くありませんが、体重減少や血痰がある場合は注意が必要です。検査で確認し、必要に応じて専門医療機関をご紹介します。
院長より
長引く咳は、周囲の目も気になり、精神的にも負担になります。「我慢すればそのうち治るだろう」と思いながら、何か月も悩まれている方も少なくありません。
光星メディカルクリニックでは、札幌市東区の皆さまのかかりつけ医として、慢性咳嗽の原因を丁寧に探り、わかりやすくご説明することを心がけています。
私たちは、患者さんのお立場に立ち、症状の背景をしっかり理解し、治療方針をご納得いただけるまでご説明します。必要に応じて専門医療機関とも連携し、安心して治療を続けられる体制を整えています。
東区役所前駅から徒歩1分、駐車場もございます。咳が続いてお困りの方は、どうぞご相談ください。
