感染性腸炎
感染性腸炎とは、ウイルスや細菌などの病原体が腸に感染し、炎症を起こす病気です。突然の下痢や腹痛、発熱、吐き気などが主な症状で、「食あたりかな」「お腹の風邪かな」と思って受診される方が多い疾患です。
多くは数日で改善しますが、脱水や重症化を防ぐためには、適切な対応が大切です。特に小さなお子さまや高齢の方、基礎疾患のある方は注意が必要です。
光星メディカルクリニックは、北海道札幌市東区北12条東7丁目、地下鉄東豊線「東区役所前駅」4番出口より徒歩1分、東区役所となりのメディカルセンター光星2Fにあります。内科・消化器内科を中心に、急な腹痛や下痢、発熱などの症状にも対応しています。
発熱外来診療・各種検査も行っておりますので、つらい症状がある場合はご相談ください。
感染性腸炎の症状について
感染性腸炎の症状は、原因となる病原体によって多少異なりますが、一般的には次のような症状がみられます。
主な症状
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気、嘔吐
- 発熱
- 倦怠感
ウイルス性の場合は、水のような下痢や嘔吐が目立つことが多く、細菌性の場合は発熱や強い腹痛、血便を伴うこともあります。
注意が必要な症状
- 水分がとれない
- 尿量が減っている
- ぐったりしている
- 血便が出る
- 高熱が続く
これらは脱水や重症化のサインの可能性があります。早めの受診をおすすめします。
感染性腸炎の原因について
感染性腸炎は、主に以下のような病原体が原因です。
ウイルス
- ノロウイルス
- ロタウイルス
- アデノウイルス
冬場に流行することが多く、「胃腸炎」と呼ばれることもあります。
細菌
- カンピロバクター
- サルモネラ菌
- 腸炎ビブリオ
加熱不十分な食品や、衛生管理が不十分な環境で感染することがあります。
その他
- 寄生虫など
感染経路は、汚染された食品や水、手指を介した接触感染などです。
感染性腸炎の種類について
ウイルス性腸炎
- 急な嘔吐や下痢
- 比較的短期間で改善することが多い
細菌性腸炎
- 高熱や強い腹痛
- 血便を伴うことがある
- 抗菌薬が必要になる場合もある
原因によって治療方針が異なりますので、症状や経過を丁寧に評価します。
感染性腸炎の検査について
当院では、症状や発症状況、周囲の流行状況などを詳しくうかがいます。
必要に応じて
- 血液検査
- 便検査
を行い、重症度や原因の推定を行います。
すべてのケースで詳細な病原体検査が必要になるわけではありません。症状の程度や全身状態を総合的に判断し、検査の必要性を決めます。
感染性腸炎の治療法について
基本は対症療法
多くの感染性腸炎は、体の免疫力によって自然に改善します。
- 水分補給
- 整腸剤
- 吐き気止め
- 必要に応じて解熱剤
脱水予防が最も重要です。少量ずつこまめに水分をとることが大切です。
抗菌薬について
細菌感染が疑われ、症状が重い場合には抗菌薬を使用することがあります。ただし、すべての下痢に抗菌薬が必要なわけではありません。
食事について
- 無理に食べる必要はありません
- 水分を優先
- 回復してきたら消化のよいものから
症状が落ち着き、日常生活に戻れる状態を「寛解」と表現することがありますが、完全に体力が戻るまでは無理をしないことが大切です。
感染性腸炎についてのよくある質問
Q1. 家族にうつりますか?
A1. ウイルス性腸炎は特に感染力が強いことがあります。手洗いやトイレの消毒など、家庭内での感染対策が重要です。
Q2. 仕事や学校はいつから行けますか?
A2. 症状が改善し、全身状態が安定してからが目安です。職種や学校の規定によって異なることがあります。
Q3. 市販薬だけで様子を見てもよいですか?
A3. 軽症であれば改善することもありますが、高熱や血便、強い腹痛がある場合は受診をおすすめします。
院長より
突然の下痢や腹痛は、とてもつらい症状です。「様子を見よう」と我慢される方も多いですが、脱水や重症化を防ぐためには適切な判断が重要です。
光星メディカルクリニックでは、札幌市東区の皆さまのかかりつけ医として、感染性腸炎をはじめとする急性疾患にも丁寧に対応しています。
発熱や腹痛があると、「どこを受診したらよいのか分からない」と迷われることもあるでしょう。当院では、症状をしっかりとお聞きし、必要な検査や治療をご説明いたします。
必要に応じて専門医療機関へも迅速にご紹介します。東区役所前駅から徒歩1分、駐車場もございます。つらい症状がある方は、無理をせずご相談ください。
